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#16 KENJIRO SUZUKIの道具達:文房具編

今日は物作りの話と違い、文房具のお話をしたいと思います。
フランスでは、型紙をひく際、ボールペンで線を引くことが一般的です。それはフランスの学校教育の中で、シャーペンよりボールペン文化ということが影響している部分も大きいと思います。

日本では型紙をひく際、シャーペンが一般的です。私も高校を卒業し、専門学校に入学したら、0.5の芯ではなく、0.3を使いなさいと言われたんですね。線は細く、美しくないといけない。という考えがあり、0.3なんですね。

それに対し、フランスではどうなのでしょうか?0.3の芯はそもそもパリで(ほとんど)売っていないんですね。それでは0.5なのでしょうか?
私がチーフカッターをさせて頂いたスマルトでは、0.7でした。
私の師匠アンドレは0.7のシャーペンを使っていたんですね。
最初『こんな太くていいの!?』と思ったのですが、テーラーの世界では生地の上にチャコで直接線を引いていきますので、どうしても線は太くなってしまうんですね。
どれだけ線を細くしてみたところで、チャコのラインの内側でカットするのか、外側でカットするかによっても大きく変わるんですね。

これはパリのどのメゾンでもそうなのか、といいますとそうではなくあくまでテーラーの話になります。また、使用する紙自体も違います。

今日は内容を、タイユールKENJIRO SUZUKIが日頃どのような道具を使っているかお話ししてみました。もしよろしければ聞いて見てください。

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