テーラーリングが好きな方は、皆さん聞いたことがあると思います。『パンツのクセ取り』これが本当に意味があるのか??パンツのクセ取り。よく聞くと思いますが、本当に意味があるのかどうか?そのことについてお話をしてみたいと思います。結論から先に言いますと、私はパンツのクセ取りをします。しかもかなりしっかりとクセ取りをします。それは、クセ取りをする、しないとでは大きな差があるからなんです

今日は仮縫い時、パリのタイユールが必ず見るポイントである、「袖の落ち位置」についてお話をしたいと思います。私達タイユールは仮縫いの際,さまざまなポイントを見ています。首が吸い付いているか,肩周りが沿っているか、背中は綺麗なラインを描いているかなど、多くの部分を注意深く見ていますが、その中の一つとして「袖の落ち位置のチェック」があります。正確に言えば,袖の位置を見ているのではなく

今日は仮縫い時、パリのタイユールが必ず見るポイントである、「袖の落ち位置」についてお話をしたいと思います。私達タイユールは仮縫いの際,さまざまなポイントを見ています。首が吸い付いているか,肩周りが沿っているか、背中は綺麗なラインを描いているかなど、多くの部分を注意深く見ていますが、その中の一つとして「袖の落ち位置のチェック」があります。正確に言えば,袖の位置を見ているのではなく

ここ数回、なんだか難しい話ばかりが続いていますね。前回は、『伸びどめテープ』についてお話をさせて頂きました。今回は気分を変えて、アイロンのお話をしたいと思います。一般的に家庭で使われているアイロンは、そのほとんどがスチームアイロンになります。スチームというのは、いわゆる蒸気がでるアイロンのことですね。アイロンをかける時は、当たり前の話ですが、布のシワを伸ばしたい時ですね。

ここ数回、なんだか難しい話ばかりが続いていますね。前回は、『伸びどめテープ』についてお話をさせて頂きました。今回も、その部分についてもう少し深くお話をしていきたいと思います。前回のおさらいを少ししますと…一般的に服作りで使われる『伸びどめテープ』はほぼ全てのパターンオーダーの工場、既製品では『アイロン接着テープ』を使う、ということをお伝えしました。ただ私はビスポークのテーラ

ここ数回、なんだか難しい話ばかりが続いていますね。音声だけですので、『さっぱりわかんないよ!』と思われる方もいらっしゃるかも知れません。今日は前回の続き、ジャケットのフロント部分の仕立てについて話しています。ジャケットのフロント部分(ボタンがついている端のラインですね)は、非常に大切な部分で、ここは絶対に伸びてはいけない場所になります。ウールやコットン、シルクリネンなど、メンズ

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