2024.07.24 #31 KENJIRO SUZUKI パリCDG 空港に着きタクシーでホテルへ。 みなさま、こんにちは。14時間半の長いフライトを経て、パリCDG空港に着きました。以前は11時間半〜12時間程度だったのですが、ロシア上空を飛行できないことから、かなり大回りをとるため、こんなに時間が掛かります。ロングフライトは中々ハードですよね。先ほど無事に荷物もピックアップでき、これからタクシーに乗ります。そこからパリ内のホテルに向かいます!昨日からアメリカのバ
2024.07.24 #30 KENJIRO SUZUKI パリのお客様に会いに。HANEDA AIRPORT みなさま、こんにちは。大変ご無沙汰しております。私は今羽田空港国際ターミナル,パリ行きの搭乗口に居ります。ここ最近パリでのトランクショー(受注会)準備に集中しており、STAND FM の更新が出来ていませんでした。パリでは現地フランス人のお客様のご自宅に伺い、スーツとシャツなどの仮縫い、納品をさせて頂く予定です。その後イタリア,フィレンツエとミラノにも商談で行く予定
2024.07.24 #29 KENJIRO SUZUKI 肩パッドのお話し② みなさま、こんにちは。今日もアトリエから縫い仕事をしながらお話をしています。前回肩パッドのお話をさせて頂きました。今回は、その続きになります。まず、前回お話しする予定だった、透ける生地の場合の、肩パッドの付け方についてお話をさせて頂きます。そもそも透ける生地って何?と思われるかも知れません。これは強撚(きょうねん)の生地で織られたものを指します。強撚とは?それは
2024.05.08 #28 KENJIRO SUZUKI 肩パッドって必要? 今日は、肩パッドについてお話をしております。一昔前はどんなジャケットにも肩パッドがついていました。ただ、肩パッド=古臭い、という印象もあり、ここ最近のイタリア系のジャケットではパッドなしのものも多くなったと思います。それではパッドがない方が絶対にいいのか?といいますとそうではないのですね。やはりパッドを入れることで多くの利点がありますし、また、求めるスーツスタイルによっては
2024.05.08 #27 KENJIRO SUZUKI クセ取り、具体的にはどういう事?? みなさま、こんにちは。今日もアトリエから縫い仕事をしながらお話をしています。ここ最近、パンツのクセ取りについてお話をさせて頂きました。今日はその3回目、最終回になります。 今回は前回に比べより具体的に、クセ取りについてお話ししています。パンツ生地というと多くは、コットンとウールの生地が挙げられます。ただ、どちらが優れているか?と言われたらそれはウールと言えるでしょう
2024.05.08 #26 KENJIRO SUZUKI 平面の布を立体にするかがキーポイント 今回も『パンツのクセ取り』についてお話をしていきたいと思います。今日は、パンツを仕立てる上ではとても重要なクセ取り箇所である『ふくらはぎ』についてまずはお話ししております。『ふくらはぎ』のクセ取りが重要で、そして難しい理由というのは、ふくらはぎの筋肉は過去にスポーツをしていた有無によってその張り出し方が大きく異なります。また、真後ろに張り出しているのか、それとも外側に張り出している