今日も、アトリエから縫い仕事をしながらお話ししています。
テーラードの世界で、難しい仕事のひとつに”袖付け”があります。
”袖付け”をする職人のことを、パリのタイユールの世界ではMonteur de manche:モントゥールドゥモンシュといいます。
今回は、袖付けをするにあたって、どういう部分に注意しなくてはいけないのか?単純にボディに付けたらいいのでしょうか?実際は、注意しなくてはいけない部分が多々あるのですね。
それはまず第一にボディ(見頃)側の”アームホール”と袖との関係性。また、袖を綺麗に仕上げるために必須のゆき綿(ゆきわた)、フランス語ではCigarette(シガレット)と呼びます。
今回は、袖付けの中でもその“ゆき綿”について、詳しくお話をしております。こちらはかなり濃い、深い部分についてですので、クラッシックなメンズファッションが好きな方には興味深いと思います。よろしければ是非お聞きください。
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